みなさん、こんにちは!札幌はたけやま内科の管理栄養士です。

今回のテーマは「一汁三菜」です。

前回の「バランスの良い食事って?」の中で一汁三菜についてご紹介しましたが、今回から2回にわたってより詳しく一汁三菜についてご紹介したいと思います!

一汁三菜とは?

一汁三菜とは、主食、主菜、副菜2品、汁物からなる食事のことです。

一汁:汁物。味噌汁やスープのこと。

三菜:汁物以外のおかずのこと。「主菜」一点と「副菜」二点、あわせて三点のおかずで「三菜」となります。

おかずには主菜と副菜があり、それぞれ以下のように考えてみましょう!

主菜:肉、魚、卵や大豆など、タンパク質がメインのおかず。ハンバーグや焼き魚、冷ややっこやオムレツなどです。

       

副菜:野菜や芋、海藻がメインのおかずで、主菜に足りない栄養を補う役割があります。野菜炒めやサラダ、酢の物、煮物など。

     

厳密には副菜とは別物ですが、量などのバランスを考えて季節の果物やヨーグルトを合わせても大丈夫です!

     

一汁三菜の基本的な置き方って?

手前から左側に主食、右側に汁物、右奥にメインとなる主菜、左奥に副菜、中央に小鉢などの小さめの副菜を置く形が基本になります。

家での食事では必ずしも気にしなくて大丈夫ですが、見栄えが良くなるので余裕があるときは置く位置にも気を配ってみましょう!

こんな時はどうすればいいの?

Q.丼ものやパスタなどのとき、おかずはどうしたらいいの?

A.1つで「主食+主菜」を満たしていると考えて大丈夫です!そのほかに副菜2品と汁物があれば完璧です!

        

Q.主菜のお皿に付け合わせがある時は副菜としてカウントしてもいいの?

A.野菜を摂取する目的として、70g以上であれば副菜としてカウントしても大丈夫です!ただし、焼き魚の横に添えられた薬味としての大根おろしや彩りの目的で少量分添えられた野菜は副菜には含みませんので注意してください!

  

70g以上で野菜を摂取する目的なら副菜とカウントしてOK!

   

薬味や彩りを目的として少量添えられたものは副菜ではない!

Q.具沢山の味噌汁は副菜に含まれるの?

A.具沢山なお味噌汁は1つで汁物と副菜2つの役割をします!

→具沢山(70g以上)なら汁物+副菜としてカウントOK  

→具の量が通常(70g未満)なら汁物としてのみカウント!

 

いかがでしたか?一汁三菜について理解が深まれば、無理なく健康的な食事を準備できるようになります。健康的な食生活を目指して頑張りましょう!

そして、次回は実践編として献立の作成手順と献立例をご紹介予定です。お楽しみに!

 

参考文献
中嶋加代子、山田志麻:調理学の基本.同文書院,2020年
小川久惠:女子栄養大学のお料理入門.女子栄養大学出版,2011年
農林水産省:「食事バランスガイド」について,2005年
日本栄養士会:「食事バランスガイド」を活用した栄養教育・食育実践マニュアル.第一出版,2020年