胃カメラ164件、大腸カメラ170件でした。昨年までは胃カメラの方が大腸カメラより件数が多かったのですが、今年は月の胃カメラ、大腸カメラの件数がほぼ同じくらいで推移しています。

10月31日現在、当院の予約状況が胃カメラ、大腸カメラともおよそ2ヶ月待ちとなっており、すでに年内はほぼ予約枠が埋まり、来年1月以降のご案内となっています。早めの検査をご希望の方は、大変申し訳ございませんが、他の医療機関をお勧めします。

今月の症例は食欲不振、体重減少を主訴に来院された40歳台女性の胃カメラ検査です。

 

胃角部後壁に中心に発赤、辺縁がわずかに褪色となっている所見を認めました。生検を行いました。

 

 

生検にて印環細胞癌(signet ring cell carcinoma)と病理診断されました。連携医療機関に紹介し、精査後にESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)が行われ、最終的に粘膜内癌で治癒切除となっています。

本症例は20歳代前半の若い時に除菌療法をおこなっていますが、ピロリ未感染に生じる印環細胞癌と同じタイプと考えます。過去に当院で経験したピロリ未感染の印環細胞癌のリンクを貼っておきますのでご参照ください。

10月の内視鏡実績(2022年)

8月の内視鏡実績(2023年)

今後もこのような見つけにくい病変を発見できるように丁寧な検査を心がけていきたいと思います。