やや今更感がありますが、AIを使用した内視鏡画像診断支援ソフトウェアのEndoBRAIN-EYE(エンドブレイン-アイ)を導入しました。以前に他社のAI内視鏡画像診断支援システムをデモさせてもらった時には、いろいろな所見に反応してちょっと目障りでしたが、今回の製品はその点がそれほど気にならなかったのが良かったです。また、昔のモデルではAI診断のための別モニターがありましたが、それがなくなり設置場所をとらなくなったのも好印象でした。デモをした時には今年2月に発売になったばかりのEndoBRAIN-Xという腫瘍・非腫瘍を判別するソフトも入っていましたが、こちらは微妙な感想を持ってしまったので、将来バージョンアップした時に導入を再検討することにしました。医師一人で検査している状況で、AIにダブルチェックしてもらえる安心感は購入する価値があると判断しました。これからも特に内視鏡関連はクリニックレベルで可能な範囲の設備投資をしていきたいと思います。

メインのPCです。天吊りの内視鏡システムにそれほどスペースをとらず収納できました。今後、新しいソフトウェアの導入やバージョンアップした際に対応できるとのことです。

小さな病変にも反応してくれるので、拾い上げの性能は良いと思います。