4月2日をもって、おかげさまで開院7周年を迎えることができました。

2024年度・年間内視鏡件数です。

胃内視鏡検査(胃カメラ) 2404件

大腸内視鏡検査(大腸カメラ) 1416件

内視鏡総件数 3820件

総件数は前年度と1件しか違いがありませんでした。2024年度は5月末と、直近の3月にも体調をくずして大変でしたが、なんとか臨時休診せずに診察と検査を行いました。これまで以上に医師1人体制の開業医の大変さを痛感しております。内視鏡検査、特に大腸カメラの予約患者さんは検査のためわざわざ1日予定をあけてもらっており、もし急な臨時休診となってあらためて予約を入れるには1ヶ月以上先の予約になるため、私の体調がどんなに悪くても急な休診にはできないとのプレッシャーを常に持っています。

開業してから特に感じていますが、私がわりと変なところにこだわりがあり、人にまかせるのが苦手でなんでも自分でやってしまいたい性格のようで、非常勤医師を雇うことなどに抵抗があります。それは組織の上に立つ能力がないことと、クリニックを大きくできないことの理由でもあります。これからも急な休診はできないプレッシャーの中、私自身の体調管理により一層気をつけていかなければいけません。さしあたって、開業時の金融機関からの借入金を返済するまでは、このまま頑張っていければと思っています。

7年前の開院時の振り返りです。前職場での勤務が8年以上経過し、遠い将来には開業も検討したいと思っていた矢先、偶然に今の地にメディカルビル建設の話があり、急に開業の話がどんどん進んでいきました。ただ、医師数の少なかった前職場の中で自分の果たす役割は大きかったので、できる限り前職場に迷惑をかけないようにメディカルビルのオーナーに無理を言って開院時期を遅らせてもらいました。結果、開業が決まってから1年半程度と長く準備期間があったと思います。時間があったのと、別の科ですがすでに開業していた同期の話を参考に騙される可能性もあるコンサルタントなどはいっさい入れず、一人ですべて主体的に動きました。無謀だったのが、簿記の勉強も始めて、税理士なしで開業しようとも思っていました。金融機関からの融資に必要な事業計画書を独学で作り、いくつかの金融機関に相談しましたが、当然、名の通った地方銀行などは相手にしてくれず、奇跡的にある信用金庫が希望どおりの融資をしてくれることになったのはラッキーでした。なお、そのあとクラウドの会計ソフトを購入し、「よしやるぞ!」と意気込みましたが、1人で会計ソフトを使いこなせる気がまったくせず、結局購入したクラウド会計ソフトの扱いに強い税理士事務所に顧問契約をお願いすることにしました。今考えても税理士なしで開業しようと思ったのは無謀でした。ただ、医療に特化した税理士事務所でなく、自分で会計ソフトに入力もするため割高にはなりませんでした。開業準備は苦労が多く、明らかに効率も悪かったですが、騙されることはなかったと自分では思っています。長くなりましたので、今回の振り返りはここまでとし、来年また何かしらの開院時の話を書きたいと思います。