4月2日をもって、おかげさまで開院6周年を迎えることができました。
2023年度・年間内視鏡件数です。
胃内視鏡検査(胃カメラ) 2411件
大腸内視鏡検査(大腸カメラ) 1410件
内視鏡総件数 3821件
2022年度より総件数は15件減りましたが、臨時休診などはなく無事に1年間検査をこなすことができました。今年度も検査の予約枠を増やす予定はないため、同程度の検査数を目標に1年間頑張りたいと思います。また、なかなか予約が取れないとのお声も聞かれるため、検査を受けて頂いた患者さんの次回の定期検査の間隔を長めにご案内するなど、1度も当クリニックを受診されたことのない患者さんに少しでも予約が入りやすくなるような工夫を続けていきたいと思います。
毎年、年度の内視鏡件数の報告の際にこれまでのことを振り返っていますが、今回は開院時の患者さんが少なく困っていた時の宣伝広告についてです。開院時は消化器内科が専門分野であるも普通の一般内科としてオープンしましたが、期待していたクリニック近郊の患者さんの来院は本当にわずかでした。直近の勤務先が近くでなかった落下傘開業なのに加え、すぐ近くに消化器内科のクリニックがあったり、場所的に医療機関が多いなどが原因だったと思います。胃カメラのWEB予約から来院して頂いた患者さんが少しいてくれたので、そこを強化していくしかないと考えました。ホームページは業者に頼まず、テンプレート型を購入して自分で作っていたものだったので検索順位がとても低く、クリック課金型のWEB広告に頼ることにしました。(*結局今もホームページは同じものを使用しています。古臭くなっていますが、患者さんから見やすいと仰ってもらうことも多く、自分で簡単にアレンジできて使いやすいので変更していません)。
クリック課金型のWEB広告もすべて自分で手探りで苦労しながらやっていました。検索ワードや広告文書を考えたり、検索ワードごとに1クリックいくらにするかなど毎日グーグル広告の管理画面を何度も見ながら検討していました。そんな時間があるほど患者さんが来院せず暇だったのですが・・・。記憶に残っている出来事として、ホームページから外部の口コミサイトへリンクを貼ったところ、それが医療広告ガイドラインに抵触したらしく、リンクを外しても広告が1〜2週間まったく掲載されず、WEB広告に集患を依存していた時期なので大変焦ったことがありました。
もとから広告はほぼWEB広告しかしていませんでしたが、おかげさまで内視鏡予約が埋まるようになったため、いつかの詳細は忘れましたが数年前からいっさいWEB広告をやめました。今は年2回の町内会の新聞に載せているのが唯一の広告です。集患よりも町内会への寄付的な意味合いで続けています。1日来院患者数が1人の時もあった開院時のことを忘れず、スタッフや当クリニックを選んで来院して頂いた患者さんに感謝しつつ、今年度も内視鏡検査を中心に誰かしらのお役に立てるように精進してまいります。