胃カメラ171件、大腸カメラ109件でした。調べると内視鏡クリニックではもう一般的でしたが、遅ればせながら今月から大腸カメラのWEB予約を始めています。忘れずに事前受診にご来院いただけるかどうかを注視していきたいと思います。当院としては先に胃カメラで受診してもらい、その日に大腸カメラの事前受診を兼ねるという流れを推奨しています。なお、当院ではあまり勧めていない胃カメラと大腸カメラの同日検査はWEB予約では対応しておりません。また、すでに事前受診が済んで下剤と検査食をお持ちの方はWEB予約で空き状況だけ確認してもらい、電話で予約をお取りください。
今月は40歳台男性の方で、過去に当院で早期大腸癌を治療しており、その後の定期検査で大腸カメラを行うついでに自覚症状はありませんでしたが、胃カメラ検査を行いました。


胃体部だけみるとピロリ未感染に典型的な粘膜でしたが、前庭部のみ上記画像のように丈の低い鳥肌様の粘膜が広がっていました。
生検を行いました。


生検の結果、NHPH(Non-Helicobacter pylori Helicobacter)胃炎と診断しています。当院では月に1〜2人程度診断するのでめずらしい疾患ではなくなりましたが、しばらく取り上げていなかったので載せてみました。
過去に当院で取り上げたNHPH胃炎のリンクです。
↓
4月の内視鏡実績(2023年)
7月の内視鏡実績(2023年)
9月の内視鏡実績(2023年)
11月の内視鏡実績(2023年)
5月の内視鏡実績(2024年)
人間ドック受診者の3%がNHPH感染者だったと、稀な感染ではないとの報告もあり、当院が内視鏡検査で診断できていない症例もたくさんあるかもしれません。胃の前庭部のみピロリ未感染にしては綺麗でない所見があった際には積極的に生検をしていきたいと思います。
